春の予防

春からの健康管理

「春はいろいろと予防することが多くて、毎年の事なのに何をしたらよいのか分からなくなってしまう」というお声がよく聞かれます。ワンちゃん、ネコちゃんが1年間ずっと健康に過ごせるよう、春の予防についてリストアップしたいと思います。

狂犬病の予防注射を忘れずに

できるだけ4月から6月の期間中に狂犬病の予防注射を済ませましょう。
予防注射の際は、区役所から届く封書をご持参ください。初めて接種される方は、初年度登録後次年度より封書が届くようになります。
病院で鑑札と注射済票の発行を行っています(横浜市内の方に限ります)。

フィラリア症の予防をスタートしましょう

予防期間は5月からですが、4月中でも暖かい日が多い傾向があれば投薬を開始しましょう。一つの目安として気温が15℃以上の日が5日間連続するとフィラリアに感染するリスクがあるといわれています。4月から5月中のフィラリア検査をおすすめします。

ノミ、ダニの駆除と予防を

ノミが繁殖するには気温が13℃以上あれば十分なため、寒い冬の時期でも、暖房のきいた室内であれば繁殖と寄生を繰り返すことができます。予防する期間についてよく質問を受けますが、フィラリアとは異なりノミは年中感染するので、予防も一年中されるのがベストです。確かに12月から2月ぐらいまではノミは少なくはなりますが、いなくなる訳ではありません。実際に予防していない外出するネコちゃんを診察すると年中ノミがついています。

また春と秋は幼ダニの季節です。公園や山にワンちゃん連れで遊びに行って帰ってきたら、耳のふちや足の指の間に小さな黒いマダニがいっぱいついていることも…。マダニは、ワンちゃんにバベシアという貧血をおこす怖い病気を媒介するだけでなく、人を死に至らしめるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)や日本紅斑熱などを媒介します。ノミ、マダニの予防は春からしっかり行いましょう。

年に1回の健康診断のすすめ

ワンちゃん、ネコちゃんの1年は人の4~5年にあたります。そのぶん病気のサインを早めにキャッチすることが大事になります。
今年も春の時期は、ワンちゃんネコちゃん向けに健康診断キャンペーンを実施しております。
フィラリア検査の際採血した血液で健康診断の血液検査を行うことができます。年齢やおうちの方のご要望に応じてオプション項目もお選びいただけます。
基本健康診断は事前予約制で半日お預かりをして行っています。

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